「ボクちんはいつだって家族を・・・、
妻を子供達を、楽しませようと一生懸命考えているんだ。
それなのに、みんなどうして一緒に真剣に考えてくれないんだろう。
ラクダに乗りたい、
像に乗りたい、
お化けのでる旅館に泊まってみたい…と、
ウチの奥さんは無理なことばかり言う。
鳥取砂丘で駱駝に乗るのはとても良いアイデアだと思ったが、
他には何にも考えていないらしい。
後はホテルで寝てる... って訳にはいかないじゃないか。」
「全てまかせるよ、とボクが言ったら、
『え゛~?ヤダ!』と断られた。
貯金しないくせに、一銭も出さないくせに
『高いお部屋がいい』と言う。
息子は『あ~?どこでもいいよ』
娘も『どこでもいいから、綺麗なホテル』
ウチの家族は、飛行機も電車もバスも乗り継ぎするって知ってるんだろうか?
もしかしたら「どこでもドア」で移動できると思ってるのかもしれない。
ボクはときどき・・とっても疲れる(涙)」